えみごのメモ

有安杏果さん

正直

モノノフをやめようと思った。
杏果のライブの方がももクロのライブより楽しかった。Vol.1はライブとして凄まじく素晴らしいものだったけれどそれ以前にまずライブ中の楽しさが段違いだった。
もうももクロのライブを楽しめないと思った。春の一大事はあんなに楽しかったはずなのに、あんなに楽しかったからこそもう、あれを最後にしたかった。
同伴予定の友人には悪いけれど夏バカを放棄しようとすらしていた。

Vol.1の直後、杏果以外のももクロメンバーの写真を見ることすらしばらく出来なかった。
正直、ももクロが永続を目標としていることに絶望してしまった。
もっともっと杏果のあのライブを見たい。
ももクロがなければ年に何回もライブをしてくれて、曲も沢山リリースしてくれるはずなのに。杏果は音楽で人を救う物凄い力を持っているのに。その人生は一度きりで、永遠じゃないのに。
ももクロに対してほんの少しでも解散を望んでしまったのは生まれて初めてで、自分でも驚いたけれどしょうがなかった。
解散も脱退もしないのは分かっているから、それぞれのソロ活動がもっと活発になるか、また誰かがドラマに出るか、早く誰か結婚して産休育休にでもなって欲しいと思い始めた。

私が行ったVol.1大阪公演の直後に開催された七番勝負やフォーク村、見るには見たが辛かった。
七番勝負での杏果のアカペラは感動したけれどあれに手拍子をつけるなんてVol.1の会場では絶対に起こり得ないことだった。他のメンバーの映像は見る気になれなかった。
ももクロのミニライブの映像は見たけれどあれは良いライブとは思えなくて、失望してしまった。
フォーク村での杏果の歌やドラムは見事だった。しかしあの場は杏果に相応しいと思えなかった。せめてまともな番組進行で見せてほしかった。あと杏果はカバー曲も素晴らしいけれどやはり杏果の曲の方が輝いていて、そういう意味でも今の杏果をあの番組に使われるのが悔しかった。

ツイッターを見るのもキツくなってきてほぼやめた。
情報は最低限しか追わないようにした。
フォーク村以降色々あったはずだけれどあまり記憶に残っていない。マラソン大会などは本当に知らないうちに開催されていた。流石に新曲の解禁時はラジオに張り付いて興奮していたけれど、なんというか、ももクロをちょっと好きなだけの人のモチベーションと変わらない。要は以前の私の生活とは全然違う。
ももクロと距離を置くのは久しぶりだった。壁を作るような真似は初めてだった。
杏果のライブが悪いなんてことは決して断じて全くなく、たまたま私がライブに衝撃を受けすぎてガチ恋のようになってしまい勝手にねじれただけなのだが。
とにかくモノノフになる前の精神状態に一旦戻ったような心地だった。
もちろんももクロにお世話になった年月を否定するつもりなどない。
6年間ありがとう。
私はもう、たった一人の女性にしか興味がないから。
私の人生はそれでいい。
有安杏果さんさえいれば・・・。


そんな時に出会ったのが、ももいろクローバーZというグループだった。
まず、夏バカに連れて行く友達と共にももクリ2011を観ていたらあまりにも良くて好きになってしまったのだが、その余韻は長続きせずまたどうでもよくなってしまった。
その後、杏果が映っているのを見たくなり、7月12日に放送されたももクロChanの録画をふと再生した。
そこに映っていたのは、ホールツアーの舞台裏でキャッキャとはしゃぐ杏果とその仲間たちだった。
最初はなんの気もなしに見ていたのだが、段々と驚きが湧き上がってくる。
えっ!
なんなのこの子達!
あんなにも・・・あんなにも人柄が良くて、朗らかで楽しそうで、仲の良さが滲み出ていて、素の姿がテレビ的にも面白くて、それでいて真剣にライブをしていることも伝わってきて、そして全員の顔がどの瞬間も超ド級の美人で、かつ躊躇いのない笑顔の交換を自然にし続けているアイドル、芸能人、人間・・・。

私はももいろクローバーZが気になってきた。
でもまだよく分からないしそこまで踏み込めない。
そんな中杏果のツアーが終わり、秋に彼女の夢が沢山叶うことを知って泣くほど感動した。
ももクロに所属しながらでも、一年のうちにホール公演5回アリーナ公演2回とアルバム制作が出来るのなら、まあ全然良いじゃないか。
それで結構安心した。
次はバカ騒ぎと言うけれどそれはよく分からない。
まあメンバーのブログを読んだり。
嵐にしやがれを観たり。
そうして少しずつ、ももクロの魅力を掴んできた。
ももクロChanで見たあの5人のチーム。
只者じゃない。
私は凄い人たちに出会ってしまったのかもしれない。

そしてBLAST!のMVが解禁された。
7月26日、杏果のももクロ加入8周年の日。ももパワー充電所にお祝いを書き込んだ。ツイッターに書く気は起きなかったけれど。
MV解禁のLINE LIVEは見ようと思ったけれどだるくなってしまってやめた。
9時にYoutubeで解禁らしいし。
そして・・・

https://youtu.be/OlJ2IBf_Im8

えー!
なんだこれ!
もう単純にかっこよかった。
ももいろクローバーZはかっこよかった。
今が一番かっこよかった。
透けて見える未来もかっこよかった。
あんなに人柄の良い美女たちが、こんなにかっこいいアイドルグループを組んでいて。
その中に、決して端っこじゃない唯一無二のポジションに、杏果がいる。
これは凄いことだと思った。
このグループには杏果が必要で、杏果もこのグループに魂を懸けているというのがMVだけでも分かる。
私はももいろクローバーZを応援しないわけにはいかない。
応援したかった。
夏のバカ騒ぎに早く行きたいと思った。

それからはももいろクローバーZを知ることが面白くなった。
ツイッターなどは遮断し続け、ももクロに出会った頃のような感覚で一人ふわふわとももクロを追うのが楽しかった。
世界ふしぎ発見夏菜子を見て、この人はなんて面白くて美人なんだろうと思ったし、あさイチ夏菜子を見て、この人はなんて面白くて美人なんだろうと思った。
マンスリーAEの杏果のインタビューを読み、夏のバカ騒ぎに対する期待がマックスにまで高められた。Vol.1での経験がももクロの杏果にもたらすものの大きさを知った。余裕が出て、今まで以上に工夫を凝らしながらももクロライブを乗りこなす杏果が、これから先待っている。
やっぱり杏果が楽しんでいるグループなら、心から応援したい。

そして今日、杏果の新録インタビューを目当てに録画していた別冊ももクロChanを再生し、2015年のテレ朝夏祭りかなにかでの『Z』の誓いを観た。
ももクロのライブ映像をきちんと見るのは久々だった。
れにちゃん不在の『Z』の誓い、なぜか当時は見逃しており初めて観た。
泣いてしまった。
あまりにも良かった。
ももクロのライブはここまで良かった。
れにちゃんはいないけれど、れにちゃんの分まで戦うぞという強靭な意志を感じられた。
鋭い眼光と、心からの笑顔と、芯のある歌声と、息の合ったダンス。
最高だった。
ももクロはこういうことが出来るグループだった。
こんなグループにはもう私は出会えない。

今、ももクロのことが好きだ。
以前と同じ好きではないかもしれないけれど、むしろ今の方が新鮮で面白い気持ちだ。
もちろん杏果のこと、ココロノセンリツのことも変わらず愛している。
両方あって杏果だ。ならば、両方あって私だ。
ももクロのれにちゃん、夏菜子、しおりん、あーりん。私はあなた達が好きだ。かけがえのない存在だ。グループとしても個人個人のことも応援してる。
5人それぞれが活躍し、5人集まれば最強。そんな第一線に立つアイドルグループをいつまでも続ける。その夢、絶対に叶えようね。
今ならちゃんと心からそう言える。

ツイッターなどはしばらくあまり見ないようにしたい。
私がももクロを好きなのは趣味だから、広い知見も多様な価値観も不要というかむしろ邪魔で、私の気持ちだけに集中すればいいのだと気付いた。
私はちゃんと一人で、自分の気持ちに向き合って、一からモノノフをやりたい。こんなにも素敵なグループだから。
私はそういうスタンスでいれば無理なくモノノフを続けられると今は思う。

ももクロ夏のバカ騒ぎ、1日目しか行けないけれど楽しみにしている。それこそ初めて参戦する人のように。
もしやっぱりダメだなと思えばこれが最後のももクロ現場になるかもしれない。
どちらにせよ私用でしばらく行けなくなりそうではあるし、最後になっても悔いのないようにしっかり見届けたい。

でもやっぱり最後なんてことはなくて、私は新国立競技場に立つももクロを見たい。

今までもずっとそうだったけれど、結局ももクロに帰って来るのが私だ。
私がももクロの手を離せるとしたら杏果の力でしか無理なのだろうと今回一瞬思ったが、杏果はももクロだから結局それも不可能なのだ。そうなると、私をももクロから引き離すことは誰にも出来ない。
どんなに杏果愛に傾いたとしても、例えももクロ以外の誰かに骨抜きにされたとしても、私は一生、冗談抜きで一生ももクロを好きでいるだろう。